この国、ものはあるから、日本とさほど変わらない生活ができるんだけど、
人の性格・価値観については「ちょっとそれってどうなのよ?」と日本と比べてしまうことがある。
ゴミはポイポイどこでも捨てるし、お店の接客態度はやる気ナシ男とナシ子・ナシゴレンズだし、
やることなすこと適当だし、無計画だし、言い訳ばっかするし、性に緩いし、とか。
日本古来の道徳・美徳観とか礼節とかを全部引いたらこうなりそうだね、っていう国。
(どっちにもいいとこ悪いとこあるんだけど。)
でもその中で「あー似てる(特に自分に)」と思うことがある。
まずは国旗の色を見てちょんまげ。 →
ボツなんとかの国旗 - Wikipedia。
水色は雨、白と黒は白人と黒人・ついでにシマウマ(!)を表しているらしい。
んでよ、国旗ってその国の歴史を描いていることも多く、
特に赤は歴史の中で流された
国民の血と犠牲を表している事が多い色なんだそうな。
独立戦争とか、部族間でさえ争った歴史のないこの国の国旗には赤がない。
むしろシマウマアピール。
よく言えば超平和的、
逆に言えば自分の権利を勝ち取ろうとする熱意がない証拠だって誰かが言ってた。
自分の意見は言わずに(言えずに)、大きいものに合わせるというかなんというか。
はいココ↑。
僕が学生のころ、先生の前ではおとなしいいい子だった(気がする)。
働いていたころ、うわー無駄ーとは思いつつも上司の言うとおり雑用をこなしていた(と思う)。
人付き合いでマンモスイラっとすることがあっても、よっぽどじゃない限り大喧嘩になったりしない。
喧嘩するよか、我慢して穏便にすまそうとする。度胸がないというか。
黙っていることが良いという訳はなく、文句があったら言ったほうがお互いのためだし、
それをお互い直していけたらすごく建設的ではあるというのも分かるけど。
なんか、相手に合わせることがほとんどだったりする。
今日も、前からドミ用のパソコンを新しく買うことになっている件で、
「ジェシカで予算がコレくらいだと言ってて、こうこうこういう状況だから、
(ジェシカの望むように)今度見積り取りましょうか、」
という話を他の隊員にしたら、
ジェシカの言ってることがおかしいとか、予算が全然足りないとか、
僕が全くスルーする論点で話を展開され、
何でそこを論点にするのかさっぱり分からんくて、ただただビックリで、
お金出してくれるジェシカがそれでっていうもんそうしたらいいんじゃないかみたいに思ったけど、
それについて何も言えなかった。
ほんと、ビックリ(嫌とかではなく)。
その昔、先生の言うことは素直に聞きなさいと言われた(気がする)のは間違いだったのか。
やれと言われたことはやるのがいいことじゃなかったか。
小さいころは良くても大人になったら違うくなるのか。
んじゃ大人になることは素直じゃなくなることか。
大人になったら自分で考えろということかとか。
どっちにしろいつまでも受身でいたらあかんなーとか。
でも素直に聞き入れることも必要だと思うんだよなーとか。
多分使う人間と使われる人間がいたら自分は都合の良い後者なんだろなーとか。
それでもその状況に守られることに甘んじてしまうなーとか。
そういえば訓練所で
その時の置かれた状況で何事もマネジメントしろって言われたなーとか。
状況から変えようとするのはすごい体力いるなーとか。
みんなそれぞれの立場の正義って違うんだよなーとか。
でも何でも鵜呑みにするのも危険なこともあるわなーとか。
バランスなのかーそうなのかーとか。
その時その時でちゃんと考えななーとか。
いろいろ考えてたら
ナシゴレンが食べたくなったのでやめた。
プップー。
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